【 118 】 外皮用薬 29―①【A・E・Z・P軟膏】

外皮用薬
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成分及び分量または本質

規格成分名称分量
日本薬局方レチノールパルミチン酸エステル
(ビタミンAとして 1g 中 150 万 I.U.含有)
0.067g
日本薬局方トコフェロール酢酸エステル0.5g
日本薬局方酸化亜鉛10.0g
基剤薬添規ゲル化炭化水素適量
全量100g
外皮用薬 29―①
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製造方法

以上をとり,軟膏剤の製法により製する。

用法及び用量

適宜,患部に塗布する。

効能又は効果

指先・手のひらのあれ,しもやけ,ひび,あかぎれ

貯蔵方法及び有効期間

遮光した気密容器

規格及び試験方法

性状

本品は白色である。

確認試験

(1) 本品 0.5g にクロロホルム 15mL を加えてよくかき混ぜた後,ろ過する。
ろ液 1mL をとり,三塩化アンチモン試液 3mL を加えるとき,液は直ちに青色となるが,の色は速やかに退色する(ビタミン A)。

(2) 本品 2g にエタノール(95)10mL を加えてよくかき混ぜた後,上澄液をとり,硝酸 2mL を加えてろ過する。ろ液を 75℃で 15 分間加熱するとき,液はだいだい色を呈する(トコフェロール酢酸エステル)。

(3) 本品 2g にジエチルエーテル 20mL を加えてよくかき混ぜた後,ろ過する。残留物をジエチルエーテル 10mL ずつで 2 回洗った後,乾燥する。これを強熱するとき黄色を呈し,この色は冷えると消える。また,これを希塩酸 10mL に溶かし,ヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸カリウム試液を加えるとき,白色の沈殿を生じる(酸化亜鉛)。

備考

薬価

規格成分名称分量薬価計(円)
日本薬局方レチノールパルミチン酸エステル0.067g
(ビタミンAとして 1g 中 150 万 I.U.含有)
日本薬局方トコフェロール酢酸エステル0.5g
日本薬局方酸化亜鉛10.0g2.0120.10
基剤薬添規ゲル化炭化水素適量
全量100g20.10

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