【 131 】 外皮用薬 42―①【R・D・Z軟膏】

外皮用薬
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成分及び分量または本質

規格成分名称分量
日本薬局方アクリノール水和物1.0g
日本薬局方ジブカイン塩酸塩0.3g
基剤日本薬局方亜鉛華軟膏適量
全量100g
外皮用薬 42―①
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製造方法

以上をとり,軟膏剤の製法により製する。

用法及び用量

適宜患部に塗布するか,又はガーゼなどに展延し,貼布する。

効能又は効果

すりきず,きりきず,靴ずれ,湿疹

貯蔵方法及び有効期間

遮光した気密容器

規格及び試験方法

性状

本品は黄白色である。

確認試験

(1) 本品 0.5g を強熱して灰化し,残留物を希塩酸 5mL に溶かした液は,亜鉛塩の定性反応を呈する(亜鉛華)。

(2) 本品 1g にジエチルエーテル 10mL,酢酸(100)1mL 及び水 5mL を加えて振り混ぜた後,水層を分取し,試料溶液とする。別にアクリノール水和物 5mg 及びジブカイン塩酸塩 5mg にそれぞれ酢酸(100)1mL 及び水 5mL を加えて溶かし,標準溶液(1)及び標準溶液(2)とする。これらの液につき,薄層クロマトグラフ法により試験を行う。試料溶液及び標準溶液 5μL ずつを薄層クロマトグラフ用シリカゲル(蛍光剤入り)を用いて調製した薄層板にスポットする。次にクロロホルム・エタノール(99.5)混液(7:3)を展開溶媒として約 10cm 展開した後,薄層板を風乾する。これに紫外線(主波長 365nm)を照射するとき,試料溶液から得た数個のスポットのうち 1 個のスポットは,標準溶液(1)から得た青色の蛍光を発するスポットと色調及び Rf 値が等しい。また,紫外線(主波長254nm)を照射するとき,試料溶液から得た数個のスポットのうち 1 個のスポットは,標準溶液(2)から得た紫色のスポットと色調及び Rf 値が等しい。

備考

薬価

規格成分名称分量薬価計(円)
日本薬局方アクリノール水和物1.0g58.958.90
日本薬局方ジブカイン塩酸塩0.3g377.2113.16
基剤日本薬局方亜鉛華軟膏適量2.29226.02
全量100g398.08

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