【 75 】 胃腸薬 27―②【健胃消化剤5号A】

胃腸薬
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成分及び分量または本質

規格成分名称分量
日本薬局方乾燥水酸化アルミニウムゲル細粒1.0g
日本薬局方ジアスターゼ1.0g
日本薬局方パンクレアチン1.0g
日本薬局方ゲンチアナ末0.3g
日本薬局方l‐メントール0.02g
賦形剤日本薬局方デンプン,乳糖水和物又はこれらの混合物適量
全量4.5g
胃腸薬 27―②
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製造方法

以上をとり,散剤の製法により用時製する。ただし,分包散剤とする。

用法及び用量

1 回量を次のとおりとし,1 日 3 回,食後服用する。
大人(15 才以上)1 包 1.5g,
11 才以上 15 才未満 大人の 2/3,
8 才以上11 才未満 大人の 1/2,
5 才以上 8 才未満 大人の 1/3

効能又は効果

消化促進,消化不良,食欲不振(食欲減退),食べ過ぎ(過食),もたれ(胃もたれ),胸つかえ,消化不良による胃部・腹部膨満感

貯蔵方法及び有効期間

密閉容器

規格及び試験方法

性状

本品は淡褐色の粉末で,ハッカのにおいがあり,味はわずかに苦い。

確認試験

(1) 本品 1g に希塩酸 20mL を加え,加温して溶かした液はアルミニウム塩の定性反応を呈する(乾燥水酸化アルミニウムゲル)。

(2) 本品 4g にメタノール 5mL を加えて振り混ぜた後,ろ過し,ろ液を試料溶液とする。別にゲンチアナ末 0.25g にメタノール 5mL を加えて振り混ぜた後,ろ過し,ろ液を標準溶液とする。これらの液につき,薄層クロマトグラフ法により試験を行う。試料溶液及び標準溶液 5μL ずつを薄層クロマトグラフ用シリカゲル(蛍光剤入り)を用いて調製した薄層板にスポットする。次にクロロホルム・メタノール・水混液(30:10:1)を展開溶媒として約 10cm 展開した後,薄層板を風乾する。これに紫外線(主波長 254nm)を照射するとき,試料溶液から得た主スポットは,標準溶液から得た主スポットと色調及び Rf 値が等しい。

(3) 本品 3g に石油エーテル 10mL を加えて振り混ぜた後,ろ過する。ろ液を蒸発乾固し,残留物にエタノール(99.5)10mL を加え,更に硫酸 3mL を加えて振り混ぜるとき,液は黄赤色を呈する(メントール)。

備考

薬価

規格成分名称分量薬価計(円)
日本薬局方乾燥水酸化アルミニウムゲル細粒1.0g77.00
日本薬局方ジアスターゼ1.0g2.342.34
日本薬局方パンクレアチン1.0g7.37.30
日本薬局方ゲンチアナ末0.3g3.260.98
日本薬局方l‐メントール0.02g16.90.34
賦形剤日本薬局方デンプン,乳糖水和物又はこれらの混合物適量0.750.89
全量4.5g18.84

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