成分及び分量または本質
規格 | 成分名称 | 分量 | |
日本薬局方 | イソプロピルアンチピリン | 0.15g | |
日本薬局方 | エテンザミド | 0.25g | |
日本薬局方 | カフェイン水和物 | 0.05g | |
賦形剤 | 日本薬局方 | デンプン,乳糖水和物又はこれらの混合物 | 適量 |
全量 | 1.0g |
製造方法
以上をとり,散剤の製法により製する。ただし,分包散剤とする。
用法及び用量
大人(15 才以上)1 回 1 包 1.0g,1 日 3 回を限度とする。
なるべく空腹時をさけて服用する。服用間隔は 4 時間以上おくこと。
効能又は効果
○頭痛・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・耳痛・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・月経痛(生理痛)・外傷痛の鎮痛
○悪寒・発熱時の解熱
貯蔵方法及び有効期間
密閉容器
規格及び試験方法
性状
本品は白色の粉末で,味はわずかに苦い。
確認試験
本品 0.2g にメタノール 10mL を加えて振り混ぜた後,ろ過し,ろ液を試料溶液とする。別にイソプロピルアンチピリン 0.015g,エテンザミド 0.025g,カフェイン水和物5mg をそれぞれメタノール 5mL に溶かして,標準溶液(1),標準溶液(2)及び標準溶液(3)とする。これらの液につき,薄層クロマトグラフ法により試験を行う。試料溶液及び標準溶液 5μL ずつを薄層クロマトグラフ用シリカゲル(蛍光剤入り)を用いて調製した薄層板にスポットする。次にクロロホルム・アセトン・アンモニア水(28)混液(30:5:1)を展開溶媒として約 10cm 展開した後,薄層板を風乾する。これに紫外線(主波長 254nm)を照射するとき,試料溶液から得た 3 個のスポットは,標準溶液(1),標準溶液(2)及び標準溶液(3)から得たそれぞれのスポットと色調及び Rf が等しい。
備考
薬価
規格 | 成分名称 | 分量 | 薬価 | 計(円) | |
日本薬局方 | イソプロピルアンチピリン | 0.15g | 12.3 | 1.85 | |
日本薬局方 | エテンザミド | 0.25g | 7.8 | 1.95 | |
日本薬局方 | カフェイン水和物 | 0.05g | 9.7 | 0.49 | |
賦形剤 | 日本薬局方 | デンプン,乳糖水和物又はこれらの混合物 | 適量 | 0.75 | 0.41 |
全量 | 1.0g | 4.69 |
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