【 10 】 解熱鎮痛薬 6―②【解熱鎮痛剤5号A】

解熱鎮痛薬
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成分及び分量または本質

規格成分名称分量
日本薬局方イソプロピルアンチピリン0.15g
日本薬局方エテンザミド0.25g
日本薬局方カフェイン水和物0.05g
賦形剤日本薬局方デンプン,乳糖水和物又はこれらの混合物適量
全量1.0g
解熱鎮痛薬 6―②
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製造方法

以上をとり,散剤の製法により製する。ただし,分包散剤とする。

用法及び用量

大人(15 才以上)1 回 1 包 1.0g,1 日 3 回を限度とする。
なるべく空腹時をさけて服用する。服用間隔は 4 時間以上おくこと。

効能又は効果

○頭痛・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・耳痛・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・月経痛(生理痛)・外傷痛の鎮痛
○悪寒・発熱時の解熱

貯蔵方法及び有効期間

密閉容器

規格及び試験方法

性状

本品は白色の粉末で,味はわずかに苦い。

確認試験

本品 0.2g にメタノール 10mL を加えて振り混ぜた後,ろ過し,ろ液を試料溶液とする。別にイソプロピルアンチピリン 0.015g,エテンザミド 0.025g,カフェイン水和物5mg をそれぞれメタノール 5mL に溶かして,標準溶液(1),標準溶液(2)及び標準溶液(3)とする。これらの液につき,薄層クロマトグラフ法により試験を行う。試料溶液及び標準溶液 5μL ずつを薄層クロマトグラフ用シリカゲル(蛍光剤入り)を用いて調製した薄層板にスポットする。次にクロロホルム・アセトン・アンモニア水(28)混液(30:5:1)を展開溶媒として約 10cm 展開した後,薄層板を風乾する。これに紫外線(主波長 254nm)を照射するとき,試料溶液から得た 3 個のスポットは,標準溶液(1),標準溶液(2)及び標準溶液(3)から得たそれぞれのスポットと色調及び Rf が等しい。

備考

薬価

規格成分名称分量薬価計(円)
日本薬局方イソプロピルアンチピリン0.15g12.31.85
日本薬局方エテンザミド0.25g7.81.95
日本薬局方カフェイン水和物0.05g9.70.49
賦形剤日本薬局方デンプン,乳糖水和物又はこれらの混合物適量0.750.41
全量1.0g4.69

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